写真=Salesforce

Salesforceが、クラウドベースのアプリケーション開発基盤「Heroku」の法人向けアカウントの新規販売を停止し、新機能開発も縮小する。米SiliconANGLEが6日(現地時間)に報じた。

Herokuの製品責任者ニティン・バット氏はブログで、セキュリティと信頼性に関する更新は継続する一方、新機能開発は縮小すると明らかにした。

Herokuは2007年にRubyアプリケーション向けのクラウドプラットフォームとして始動し、2011年にSalesforceが2億1200万ドル(約318億円)で買収した。その後は対応言語を拡大しながら成長してきたが、足元ではクラウド市場での競争激化を背景に、Salesforceの戦略が見直されている可能性がある。

Microsoft、Amazon、Googleなどの主要クラウド各社は、Herokuに類似したプラットフォームを展開しており、市場競争は激しさを増している。さらにSiliconANGLEは、Salesforce社内でもAIエージェント構築ツール「Agent Builder」の投入により、Herokuの一部機能と重複する面が出てきたと伝えた。

バット氏は、AIとセキュリティへの注力に向けて、製品およびエンジニアリングへの投資を調整すると説明した。既存のHeroku法人向けアカウント利用者は引き続きサービスを利用でき、顧客サポートと請求業務も従来通り維持される。

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