CME GroupはGoogle Cloudと連携し、「トークン化現金」の開発を進める。2026年の投入を視野に、暗号資産を担保とする市場の拡大につなげる考えだ。
The Blockの報道によると、同プロジェクトは2026年のリリースを目標としている。CME Groupは、分散型ネットワーク上でトークン化現金の仕組みを活用する計画という。
CME Groupの会長兼CEOであるテレンス・ダフィ氏は、同社が進めるトークン化現金について、JPMコインに似た仕組みになるとの見方を示した。既存の金融システムと暗号資産市場をつなぐ役割を担う見通しだ。
ダフィ氏は、担保として受け入れるトークンについて、発行体やリスクを精査する方針も示した。システム上重要な金融機関が発行したトークンは受け入れる可能性が高い一方、信頼性の低い銀行が発行したトークンは受け入れない考えだという。
CME GroupはGoogle Cloudとの連携の下、2026年のトークン化現金投入を目指す。これを支えるため、新たな預託機関も設ける方針だ。
このほか、暗号資産の先物・オプション取引については、24時間体制での提供も検討している。ダフィ氏は、暗号資産市場で24時間取引の需要が高まっているとし、これを踏まえたシステム改編を準備していると述べた。
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