ブロックチェーン基盤の予測市場プラットフォーム「Opinion」は、プレシリーズAラウンドで2000万ドル(約30億円)を調達した。調達資金をもとに、マクロ経済や暗号資産などへ取引対象を広げる。
CoinDeskによると、今回のラウンドにはHack VC、Jump Crypto、Primitive Ventures、Decasonicなどが参加した。Opinionは、市場の清算を分散型で処理できる点を強みとし、Kalshiなどの中央集権型プラットフォームとの差別化を打ち出している。
同社によれば、Opinionは世界の予測市場の取引量の約3分の1を占め、未決済建玉は1億3000万ドル(約195億円)を超えるという。
予測市場はこれまでニッチな市場とみられてきたが、足元ではスポーツ分野にとどまらず、マクロ経済や政策の結果も織り込む市場として広がっている。Citizens Bankは、予測市場の月間取引高が100億ドル(約1兆5000億円)規模に達したと分析した。
Opinionは、スポーツや政治を中心とする競合とは異なり、マクロ経済、トークン発行前のイベント、文化、暗号資産へと取引領域を拡大している。CEOのフォレスト・リウ氏は、今回の調達を通じて各地域での事業基盤を固めるとともに、2026年のワールドカップと選挙を見据えてグローバル展開を進める方針を示した。
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