Semperisは2月7日、MightyIDを買収したと明らかにした。ID管理システム向けのバックアップや自動復旧、移行支援、フェイルオーバー機能を取り込み、ハイブリッドID環境におけるIDレジリエンスの強化を進める。
MightyIDは、ID管理システムのバックアップと自動復旧によってダウンタイムを抑え、事業継続性を支える技術を手がける。基本的なバックアップ機能に加え、管理者が業務への影響を抑えながら特定のID要素を復旧できる、きめ細かなリカバリー機能も提供している。
また、IDプロバイダーの切り替え時に必要となる移行作業を支援し、エラーの削減と円滑な移行を後押しする機能も備える。主要なIDシステムが停電や攻撃、誤作動などで停止した際に備えたフェイルオーバー機能やレジリエンス支援も提供する。
Semperisは今回の買収により、Microsoft Active Directoryを含むハイブリッド環境全体で、IDを軸としたセキュリティと危機対応の機能を拡充する考えだ。MightyIDの技術を統合することで、継続的なエクスポージャー管理、自動化された復旧、危機対応を含む、ハイブリッドIDシステム向けの包括的な機能を提供するとしている。
Semperisの最高経営責任者(CEO)ミッキー・ブレスマン氏は、「効果的な防御は単なる予防ではなく、レジリエンスから生まれる」とした上で、「今回の買収により、現代のサイバー攻撃に備える組織に対し、IDベースのセキュリティと危機対応のリーダーシップをさらに強化する」と述べた。
著者について