Nullifyが1250万ドルを調達した。AIを活用したセキュリティ自動化を手掛けるスタートアップで、コードやクラウド設定を解析し、脆弱性の検知から修正パッチの生成・適用までを自動化する。SiliconANGLEが5日(現地時間)に報じた。
Nullifyは2022年設立。企業のソフトウェア環境をリアルタイムで監視し、脆弱性を自動的に検出・修正するプラットフォームを提供している。
同社のシステムは、コードやクラウド設定、業務コンテキストを分析して技術スタックを可視化し、脆弱性がもたらす実際のリスクを評価したうえで優先順位を付ける。続いてAIエージェントが脆弱性を検証し、修正パッチを自動生成。開発ツールと連携して適用まで進める仕組みだ。
同社は、こうした機能によって既存のセキュリティツールの代替を図り、手作業を介さずにリスク要因を迅速に取り除けるとしている。
NullifyのCEO、シャン・クルカニ氏は「既存のセキュリティツールでは、AIベースの攻撃への対応は難しい」としたうえで、「Nullify AIはセキュリティ人材の不足という課題を補い、防御側が優位に立てるようにする」と述べた。
今回の資金調達ラウンドはSYN Venturesが主導し、既存投資家のBlack Nova Venture Capitalも参加した。
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