予測市場を手がけるKalshiは、スーパーボウルを前に市場監視を強化する。独立諮問委員会を設置し、不審な取引に関する調査統計の公表や、外部法律顧顧問への四半期報告を進める方針だ。Cointelegraphが6日(現地時間)に報じた。
同委員会は四半期ごとに、Kalshiの外部の法律顧問に報告書を提出する予定だ。不審な取引や活動に関する調査統計も公表する。監視体制の整備では、暗号資産取引の監視プラットフォームを提供するSolidus Labsと、Wharton Forensic Analytics Labと連携し、インサイダー取引や相場操縦の防止を図る。
こうした措置は、スーパーボウルの3日前に公表された。予測市場を巡っては、連邦規制当局や議会も監視を強めている。Polymarketでは、ニコラス・マドゥロ・ベネズエラ大統領の逮捕に関連する賭けで、利用者が数千ドルを得た事例が取り沙汰されており、これを受けて政府関係者によるインサイダー取引を制限する法案も提出された。
Kalshiはまた、商品先物取引委員会(CFTC)とマージン取引の導入に向けた協議も進めている。マージン取引は、投資家が契約額の一部を証拠金として預託し、満期時に精算する仕組みで、機関投資家の取り込みを狙った戦略とみられる。
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