OpenAIがGPT-4oの提供終了を決めたことで、一部ユーザーの間で反発が広がっている。TechCrunchが6日報じた。ユーザーからは「友人を失った気分だ」といった声も上がっているという。
GPT-4oは、感情面の支えとして利用されやすいモデルと受け止められてきた。一方で、過度な依存を招きかねないとして議論を呼んできた。
こうした問題を巡り、OpenAIは8件の訴訟に直面している。
OpenAIはGPT-5.2への移行に合わせ、感情的な依存を抑えるための仕組みを強化した。ただ、TechCrunchによると、一部ユーザーは引き続きGPT-4oの利用継続を望んでいる。
GoogleやMetaなど競合各社も、感情面での応答に踏み込むAIの開発を進める中で、同様のリスクに直面している。
AIによる感情的支援には、メンタルヘルスの改善に役立つ可能性があるとの見方もある。ただし、AIは実際の医療・心理支援の専門家に代わるものではなく、限界があるとの指摘も出ている。
スタンフォード大学のニック・ヘイバー教授は、「AIとの関係が、人をかえって孤立させる可能性がある」と述べた。危機的な状況でAIが適切に対応できなければ、その弊害は深刻になり得ると警告した。
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