Bithumbは2月7日、前日に発生したビットコイン(BTC)の大量誤送金について謝罪した。原因は社内の支払い処理ミスで、外部からのハッキングやセキュリティ侵害ではないと説明。異常取引を即時に検知して関連口座を制限した結果、相場は5分以内に平常水準へ戻り、連鎖清算も発生しなかったとしている。
同社は同日公表した告知で、「イベントの支払い手続きの過程で、一部顧客に本来あり得ない数量のビットコインが付与された」と説明し、「混乱により顧客に不便をかけたことを深くおわびする」と述べた。
誤送金は、「ランダムボックス」イベントの当選金を支払う過程で発生した。現金2000ウォンを付与すべきところ、誤って1人当たり2000BTC(約1920億ウォン)を入金したという。受け取った一部口座が即座に売却したことで、Bithumbでのビットコイン価格は一時急落した。
これに対し同社は、「内部統制システムにより異常取引を直ちに検知し、関連口座の取引を速やかに制限した」と説明した。さらに、「その結果、市場価格は5分以内に回復した。連鎖清算防止システムも正常に作動し、今回の急変動に伴う連鎖清算は発生しなかった」としている。
事故直後には、Bithumbでのビットコイン価格が他の取引所と比べて10%以上下落し、連鎖清算を懸念する見方も出ていたが、同社はこれを否定した形だ。
Bithumbは今回の事案について、セキュリティ事故ではない点も強調した。「本件は外部ハッキングやセキュリティ侵害とは無関係で、システムセキュリティや顧客資産の管理にも問題はない」とし、「顧客資産は従来通り安全に管理されており、取引と入出金も正常に行っている」と説明した。
顧客被害の有無については、「今回の事案による顧客資産の損失や被害は現時点で確認されていない」としたうえで、「今後の対応状況は透明に共有し、顧客に被害が生じないよう最後まで責任を持って対応する」と述べた。
Bithumbは6日夕、イベント当選者約695人に対し、1人当たり2000BTCを誤って付与した。誤送金されたビットコインの総額は約133兆ウォンに上るとみられ、市場に大きな衝撃を与えた。