Hancomは2月6日、社員の自発的なAI活用スキルの向上を支援する社内学習プログラム「AIディア・クルー」を開始し、参加者の募集を始めた。創造的なアイデアの創出につなげる狙いもある。
同プログラムは、同社が進めるAIの内製化戦略の一環。社員がAIツールを業務や日常の中で実際に使い、その有用性を自ら体感できるようにすることを目的とする。
実施期間は3月からの3カ月間。参加形態は最大3人までのチームに加え、個人での参加も受け付ける。
同社は、完成度の高い成果物の提出は求めないとしている。AIツールを活用し、業務や日常の非効率をどう改善したか、その過程を共有すること自体を活動成果として認める方針だ。
成果そのものよりも、AIを試しながら経験を積むことを重視し、社員が柔軟にAI活用を探れる環境づくりを後押しする。
支援策として、参加者には1人当たり最大30万ウォン(約3.3万円)の活動費を支給する。AI講座の受講料や有料ツールのサブスクリプション費などに充てることができる。
このほか、チームワークの醸成に向けた懇親費の補助も用意した。活動終了後には参加者向けのネットワーキングパーティーを開く予定で、優秀なクルーには審査を経て特別報奨を付与する。
キム・ヨンス代表は「AIディア・クルーは、業務として課すものではなく、社員がAIに親しみながら成長できる環境を整えるためのプログラムだ」とコメントした。
その上で「仲間と楽しく学び、試す過程を通じて、HancomならではのAI DNAが自然に内製化されることを期待している」と述べた。
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