iM金融グループは2月6日、2025年通期の連結業績を発表し、親会社株主に帰属する当期純利益が4439億ウォンと前年同期比106.6%増と明らかにした。PF関連引当金の減少を背景に収益が大きく改善し、普通株式等Tier1比率(CET1)の推計値も12.11%へ上昇した。
収益改善の主因は、2024年に証券子会社でPF関連の貸倒引当金を前倒しで積み増したことにある。あわせて、グループ全体で資産の質改善と健全性管理を進めた結果、2025年は貸倒引当金繰入額が大幅に減少し、グループ純利益は前年の2倍超に拡大した。
利益成長を受け、グループのCET1比率の推計値は前年を0.39ポイント上回る12.11%となった。
主要子会社のiMバンクの2025年通期の当期純利益は3895億ウォンで、前年同期比6.7%増だった。
政策金利の引き下げに伴う利ざや縮小の影響はあったものの、良質資産を中心とした貸出成長管理により、利息利益は2025年1~3月期(第1四半期)を底に持ち直した。貸倒費用率も前年から0.09ポイント改善し、0.50%となった。
2024年10~12月期まで5四半期連続で赤字だったiM証券は、2025年は各四半期で黒字を確保し、通期の当期純利益756億ウォンを計上した。前年に引当金を先行計上した効果が表れた形で、会社側はこれを収益回復の要因とみている。
iMライフとiMキャピタルの2025年通期の当期純利益は、それぞれ209億ウォン、540億ウォンだった。
2025年下期に信用格付けがA+からAA-へ引き上げられたiMキャピタルは、資産が前年同期比28.9%増、利益が同60.7%増となり、グループ成長をけん引した。