XRPが反発し、短期的には強気パターンを描いている。直近24時間で約5%上昇し、2月28日の安値からの戻り幅は約16%に達した。ただ、取引所への流入増加やXRPLの利用低迷が重しとなっており、上昇基調がこのまま続くかはなお不透明だ。5日、BeInCryptoが伝えた。
8時間足チャートでは、XRPは「カップ・アンド・ハンドル」を形成している。2月28日の安値から16%反発してカップの右側を作り、その後はハンドル局面で調整している形だ。ネックラインを明確に上抜ければ、1.72ドル近辺まで上昇余地が広がる可能性がある。ただ、機関投資家の資金流入の弱さは上値を抑える要因とみられている。
一方、XRPLの利用指標は鈍化している。月初に218万件あった決済取引は足元で103万件まで減少し、53%減った。XRPLの分散型取引所(DEX)の取引高も3085万ドルから509万ドルへと83%急減した。ネットワーク利用に基づく需要の弱さが示されており、上昇継続には逆風となる。
デリバティブ市場では、レバレッジの積み上がりが上昇期待を映した。2日から5日にかけてXRP先物の未決済建玉は7億2800万ドルから8億5900万ドルへ18%増加し、資金調達率もプラス圏に浮上した。ただ、足元数日ではレバレッジが低下しており、一部ロングポジションが清算された可能性もある。
足元のXRPは1.42ドル前後で推移している。1.46〜1.47ドルの水準を上抜ければ一段高の余地が意識されるが、1.26ドルを割り込めば強気パターンは無効となる可能性がある。
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