暗号資産インフラを手掛けるZero Hashが、米通貨監督庁(OCC)に連邦信託銀行の設立認可を申請した。The Blockが報じた。暗号資産業界では、RippleやCircle、BitGoに続く動きとなる。
OCCへの申請書類によると、Zero Hashが設立を目指す信託銀行は、デジタル資産と法定通貨の受託をはじめ、ステーキング、検証サービス、移転代理人サービス、取引執行、ステーブルコインの管理、決済・清算、エスクローサービスの提供を計画している。
Zero Hashの最高法務責任者を務めるスティーブン・ガードナー氏は、この信託銀行のCEOに就任する予定だ。
暗号資産企業によるOCC認可取得に向けた動きはすでに始まっており、昨年12月にはRipple、Circle、BitGoが条件付き承認を受けている。
もっとも、認可を得たとしても、預金の受け入れや融資といった従来型の銀行業務は認められない。ただ、連邦当局の監督下で事業を運営できる点は、機関投資家の開拓に追い風となる可能性があるとThe Blockは伝えている。
Zero Hashは先月、自社の暗号資産インフラプラットフォームにMonadブロックチェーンと、Monad基盤のUSDCを追加した。これにより、予測市場プラットフォームのKalshiを含む顧客企業は、独自にブロックチェーン基盤を構築したり、別個の規制認可を取得したりすることなく、ステーブルコイン決済サービスを展開できるようになった。
著者について