写真=Kraken

Krakenのバンキング部門が、米連邦準備制度(FRB)のマスター口座を取得した。暗号資産企業としては初めてFedwire決済網に直接接続できるようになったと、The Blockが4日(現地時間)に報じた。

これによりKrakenは、数千の銀行や信用組合と同様に、中央銀行の基幹決済インフラを使った資金移動が可能になる。法定通貨の送金をより迅速に処理できるようになる見通しだ。

Fedwireは、参加機関間の即時かつ最終的な決済を担うリアルタイム総額決済(RTGS)システム。中継銀行を介さずに直接決済できる点が特徴だ。

一方で、このマスター口座は既存の銀行が利用する中央銀行サービスをすべて含むものではない。準備預金への付利などは対象外とされる。

Krakenの共同CEO、アルジュン・セティ氏は「今回の承認により、当社は米国の銀行システムの周辺ではなく、その中核に位置する金融機関として扱われることになる」と述べた。

Krakenのバンキング部門は、暗号資産と伝統的な金融をつなぐことを目的に、ワイオミング州で設立された。セティ氏は今回の承認について、「法定通貨と暗号資産を即時につなぐ決済基盤の構築と、安全なカストディサービス提供の土台になる」と説明。「暗号資産インフラが中核的な金融インフラとして成熟していく段階に入った」との見方を示した。

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