Leica Cameraは1月30日、Noctiluxシリーズとして初めて35mmを採用したMレンズ「Noctilux-M 1:1.2/35 ASPH.」を発表した。最短撮影距離は50cm。全長約5cm、重さ約415gの小型設計とした。
Noctiluxは1966年の登場以来、大口径と高い光学性能でLeicaのクラフツマンシップを象徴するレンズとして展開してきた。新製品では、これまで50mmと75mmで培ってきたNoctiluxならではの描写を35mmに広げた。
35mmならではの自然な画角を生かし、ポートレートやルポルタージュ、ストリートフォトグラフィーなど幅広い撮影シーンでの利用を想定する。
開放撮影では浅い被写界深度により被写体を際立たせ、滑らかなボケと奥行きのある描写が得られるとしている。
最短撮影距離は50cmまで縮め、近接撮影の使い勝手も高めた。高解像度の電子ビューファインダー「Leica M EVF」と組み合わせることで、全撮影距離で精密なピント合わせが行えるという。
新レンズはドイツ・ヴェッツラーで設計し、手作業で製造した。非球面レンズにはPGMプロセスを採用した。
光学系は5群10枚構成で、このうち3枚に非球面レンズを用いた。精密な光学設計を採りながら、全長約5cm、重さ約415gのコンパクトさを実現した。
Leica Cameraは、Noctilux特有の表現力をより日常的な画角へ広げ、没入感のある撮影体験を提供するとしている。1月30日からLeica Camera販売店で取り扱う。
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