オンチェーン金融アプリを手がけるBleapが、シードラウンドで600万ドル(約9億円)を調達した。暗号資産メディアのThe Blockが28日、報じた。
Bleapは、Revolut出身者が設立したスタートアップ。ステーブルコインを基盤とする決済機能とグローバルな資産管理機能を組み合わせ、従来の金融インフラの非効率解消を目指している。
今回の調達ラウンドはBlossom Capitalが主導した。Bleapは、既存金融の非効率を解消するため、ブロックチェーンを活用した新たな決済基盤を構築すると説明している。
同社は、銀行やフィンテック事業者を介さず、利用者が自ら資産を管理できるセルフカストディ型口座を提供する。この口座では、手数料無料のグローバル決済、ステーブルコインによるキャッシュバック、リアルタイムの海外送金、預け入れ資産による収益機会などの機能を利用できるという。
2025年にMastercardと提携して以降は、ステーブルコイン決済のカードネットワーク統合を進めている。あわせてクロスチェーン取引機能も追加し、SolanaやArbitrumなど複数ネットワーク間のスワップに対応した。今後はBaseとBNB Chainへの対応拡大も予定している。
規制対応では、欧州の暗号資産市場規制であるMiCAの認可申請を進めている。事業展開は中南米にも広げており、現在はメキシコでサービスを提供している。今後はブラジル、コロンビア、ペルーへの展開も準備する。
一方、2026年としていた自社トークン発行計画は延期した。新たな目標時期は2027年初めとしている。
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