GOPAXは1月29日、GoFi預託金の償還に充てる暗号資産の保有状況を公表した。USDCやビットコイン、イーサリアムを含む計11種類の資産を確保していると明らかにした。
同日公表した「GoFi預託資産の保管状況」によると、保有資産の内訳はUSDC約70万6184枚、ビットコイン約775枚、イーサリアム約5766枚などだ。
これらのGoFi預託資産について同社は、第三者カストディで会社の運営資金とは切り分けて保管・管理していると説明した。一方で、保管機関やウォレットアドレスは、セキュリティ上の理由から開示できないとしている。
また今回の公表は、あくまで資産の保管状況を知らせることが目的であり、預託金の償還日程や方法を示すものではないと付け加えた。
GoFiを巡る問題は、2022年11月のFTX破綻の余波で表面化した。GOPAXは当時、暗号資産レンディング企業のGenesis Global Capitalを通じてGoFiを運営していたが、Genesisの資金がFTXで拘束され、債権の償還が止まった。
この影響でGoFiに預けられた資金も凍結され、GOPAXは顧客への返還ができない状態が続いている。
その後、世界最大の暗号資産取引所バイナンスは昨年10月、韓国の金融当局からGOPAX買収の承認を取得した。これを受け、交渉当時にバイナンスが責任を負うとしていた「GoFi問題」の被害者向け債務についても、償還への期待が高まっている。
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