「Daum」のロゴ画像=AXZ

KakaoとAI企業Upstageは29日、ポータル「Daum」を運営するAXZの株式を巡る提携に向け、基本合意書の締結をそれぞれの取締役会で承認した。Kakaoが保有するAXZ株をUpstageに移管し、KakaoはUpstageの一定株式を取得する方向で協議を進める。取引が成立すれば、Daumのコンテンツデータを活用したAI基盤の強化と新サービス開発を本格化させる。

AXZは現在、Kakaoの100%子会社。両社は、株式交換を含む取引の詳細について今後詰める。デューデリジェンスを経た上で、最終契約の締結を目指す。

AXZは2025年5月にKakaoから分社化して以降、意思決定の迅速化と経営効率の向上を進めてきた。AI市場の変化を踏まえ、新サービスの投入や事業モデルの高度化を通じて、新たな成長機会を模索している。

一方のUpstageは、大規模言語モデル(LLM)「Solar」を軸に事業拡大を進める中で、幅広いユーザー基盤と豊富なコンテンツデータを持つAXZに協業を提案した。両社は、AI基盤の新サービス開発に向けた必要性とシナジーを確認し、今回の合意に至ったとしている。

基本合意書の締結後、デューデリジェンスを経て取引が最終的に成立した場合、UpstageはDaumが保有する大規模なコンテンツデータを活用してAI技術をさらに高度化する方針だ。あわせて、LLM「Solar」とDaumのサービスを組み合わせた次世代AIプラットフォームの構築にも乗り出す計画。両社は、この連携がUpstageの独自AIファウンデーションモデルの開発にも相乗効果をもたらすとみている。

Upstageのキム・ソンフン代表は「UpstageのAI技術と、幅広いユーザー基盤を持つDaumが結び付けば、より多くの利用者がAIを身近に使えるようになる」とコメントした。

AXZのヤン・ジュイル代表は「両社のシナジーを通じて、新たなAIサービスを迅速に投入できる」と述べた。

キーワード

#Kakao #Upstage #AXZ #Daum #AI #LLM #Solar #基本合意書 #株式交換
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.