Appleの薄型モデル「iPhone Air2」を巡り、複数の変更点が取り沙汰されている。2nmプロセッサの搭載やデュアルカメラ化、価格見直しの可能性などが浮上しており、投入時期についても2026年秋と2027年春の2つの見方が出ている。
米ITメディアのPhoneArenaが現地時間28日に報じた内容をまとめると、主な変更点は次の7点だ。
まず、2nmプロセスの次世代チップを搭載する可能性が高いとみられている。搭載候補には「A20 Pro」が挙がっており、電力効率の改善によって性能とバッテリー駆動時間の両立を図る見通しだ。現行のiPhone Airで弱点とされてきた電池持ちの改善につながるとの見方もある。
カメラは、現行機の4800万画素シングルカメラからデュアルカメラへ移行する可能性がある。追加されるレンズは超広角が有力視されており、撮影の自由度が広がるとみられる。
価格面では、引き下げ観測も出ている。現行のiPhone Airは999ドルで販売されているが、超薄型というコンセプトに対しては割高との指摘もあった。一部では、iPhone Air2の価格が899ドル水準まで下がるとの見方がある。ただ、Appleはこれまで価格設定に慎重だったため、実際に調整に踏み切るかは不透明だ。
ディスプレイには、CoE(Color on Encapsulation)技術を採用したOLEDパネルが使われる可能性がある。これは従来のOLEDで用いられてきた偏光層を省き、カラーフィルターを封止層に直接配置する方式。端末の薄型化に加え、高輝度化や電力効率の改善も期待されている。
画面サイズや基本仕様は、前モデルをおおむね踏襲する見通しだ。iPhone Air2は6.55インチの120Hz LTPOパネルを維持し、Dynamic Islandも引き続き搭載するとみられる。従来機も公称では6.5インチ級とされており、画面サイズに大きな変化はないとの見方が強い。
本体デザインは大きく変えず、さらに薄型化する可能性もある。iPhone Airの厚さは5.6mmだが、次世代モデルも少なくとも同水準を維持するか、さらに薄くなるとの観測が出ている。アクションボタンとカメラコントロールボタンも継続搭載される見込みだ。
発売時期については見方が割れている。iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Max、折りたたみiPhoneとあわせて2026年秋に発表されるとの予想がある一方、戦略変更により2027年春にiPhone 18の標準モデルと同時投入される可能性を指摘する報道もある。
業界では、iPhone Air2が超薄型設計に伴う弱点をどこまで解消できるかが、ヒットの鍵を握るとの見方が出ている。