CJ Olive Youngは1月29日、ウェルネス特化の新プラットフォーム「OLIVE BETTER」を立ち上げた。ソウルの光化門と江南駅で店舗を同時開業し、Kウェルネスを次のKビューティに育てる方針を明らかにした。
OLIVE BETTERは、既存のOlive Youngとは別ブランドとして展開する。主力顧客層を20〜30代とするOlive Youngに対し、OLIVE BETTERでは25〜45歳に対象を広げ、男性需要の取り込みも狙う。
店舗ブランドは分ける一方、アプリはOlive Youngアプリ内の「アプリ内アプリ」形式で提供する。既存の会員基盤に加え、保有データやマーケティング資産を活用する考えだ。
CJ Olive Youngは同日、OLIVE BETTERのオープン懇談会と店舗ツアーを実施した。新成長リテール事業を担当するイ・ドングン氏は、積極的な仕入れ戦略を強調し、「事業準備の段階で、既存のOlive Youngが年間で発掘する新規ブランド数の約2倍に相当する候補ブランドを確保した」と述べた。
当面は幅広い商品群をそろえながらブランド像の浸透を図り、国内の有力商品を発掘してKウェルネスの拠点へ育てる方針だ。ソウル首都圏の主要商圏を中心に顧客接点を広げ、訪韓外国人客にもブランド体験を広げていくとしている。
コミュニケーションチーム長のチェ・セヨン氏は、「1999年にH&B市場を切り開き、Kビューティの黄金期を築いたように、OLIVE BETTERも第2のKビューティ時代を開く通路になる」と語った。
OLIVE BETTERは光化門店に加え、江南駅店も同時開業した。Olive Youngの「今日ドリーム」による配送・店頭受け取りや、既存の会員特典もそのまま利用できる。
1号店となる光化門店は、ガラス張りの2層構造。オーガニック原料の食品やゼロシュガーのスナックなど、健康トレンドを反映した幅広いウェルネス商品をそろえた。
商品構成はテーマ別に分けた。1階では「エネルギー」を軸に打ち出し、「Protein Library」でたんぱく質含有量や味から商品を選べるようにした。パウチ入りのプロテインシェイクも目立つという。
「Move Well」ゾーンは、運動前後のコンディショニングを意識したスポーツニュートリション向けの売り場だ。エナジージェルや電解質補充剤など、ランナー向け商品を配置した。
「Relax Well」は、1日の終わりの休息に焦点を当てた。茶や代替コーヒーなどのカフェイン代替飲料のほか、アロマテラピー、照明、パジャマなど快眠関連商品もそろえる。店内奥には、茶の香りや試飲を体験できるスペースも設けた。
2階の「Nourish Well」ゾーンでは、各種サプリメントを販売する。電子棚札(ESL)には錠剤の実寸も表示した。新成長リテール事業を担当するイ・イェリ氏は、「摂取タイミングや対象、摂取方法など、情報ニーズが大きい健康機能食品の特性を考慮した」と説明する。アプリの商品詳細情報をオフラインの電子棚札と連動させるオムニチャネル戦略の一環だ。
奥の「Eat Well」コーナーでは健康食品を扱う。栄養補給を意識した「デイリーブースター」、食事管理を支援する米飯・おかゆ類の「ライトミール」、味の満足感も重視した「ギルティープレジャー」で構成し、店内各所には日常的な摂取方法をまとめた案内リーフレットも置いた。
ビューティカテゴリーの「Glow Well」は、メイクアップよりもダーマコスメを前面に打ち出した構成とした。イ・イェリ氏は「OLIVE BETTERのビューティは、飾るというより癒やしに近いキュレーションだ」と説明した。
「Care Well」ゾーンでは、うがい用スプレーからデンタルフロス、舌クリーナーまで、口腔ケアを6段階に分けて商品をそろえた。
このほか、生鮮・冷蔵・冷凍の簡便食品も取り扱う。OLIVE BETTERウェルネスMDチームのチャン・スヨン氏は、「オフィス街での簡便食需要に対応するためのテスト」とした上で、「日常全般で健康的に食べる習慣を形成するには、簡便食品のポートフォリオ多角化も必要だ」と話した。