Mirae Asset Securitiesは1月29日、韓国で初めてとなる総額1000億ウォン規模のデジタル債発行に成功したと発表した。
今回発行したのは、3億2500万香港ドル建てと3000万米ドル建てのデジタル債。いずれも私募で発行した。
主幹事はHSBC、共同主幹事はMirae Asset Securitiesの香港法人が務めた。
発行には、香港金融管理局(HKMA)の公式債券決済インフラ「CMU」(Central Moneymarkets Unit)に接続するHSBCのトークン化プラットフォーム「Orion」を活用した。
デジタル債は、ブロックチェーンや分散型台帳技術(DLT)を用いて発行・流通する債券を指す。発行から利払い、償還までのプロセスを自動化しやすく、金融取引の効率化につながるほか、取引履歴をブロックチェーン上で管理することで透明性の向上も見込める。
Mirae Asset Securitiesは今回の発行について、韓国の金融業界が国際的なデジタル資産市場で競争力を示す重要な節目だと説明した。その上で、革新的な資産形成の機会を提供し、韓国の金融市場の競争力向上にもつなげていくとしている。
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