写真=Teslaの高級セダン「Model S」

Teslaは、主力の高級車種「Model S」と「Model X」の生産を終了し、カリフォルニア州フリーモント工場を人型ロボット「Optimus」の量産拠点に転用する方針だ。イーロン・マスクCEOが第4四半期決算のカンファレンスコールで明らかにした。CNBCが28日(現地時間)に報じた。

マスク氏はこの場で、Model SとModel Xについて「役割を終える段階に来た」との認識を示し、購入を検討している顧客に早めの注文を促した。

Model SとModel Xは、Teslaの中でも最も長い歴史を持つ車種だ。ただ、電気自動車市場で競争が激化する中、両モデルはここ数年、値下げが続いていた。一方、量販モデルの「Model 3」と「Model Y」は販売の中心を占め、昨年の総納車台数159万台の97%を占めた。

今回の判断は、業績の減速局面と重なる。Teslaは今回の決算で、創業以来初めて年間売上高の減少を記録した。直近4四半期では3四半期で減収となっている。マスク氏は従来のEV事業よりも、自動運転車や人型ロボットといった将来事業に軸足を移している。

Teslaはフリーモント工場のModel SとModel X向けラインを転用し、Optimusの年産100万台規模を視野に入れた生産体制を構築する計画だ。Optimusは、工場作業を含むさまざまな業務に対応する二足歩行の人型ロボットとして開発が進められている。同社は今四半期中に、量産を見据えた第3世代モデルを公開する予定だ。

キーワード

#Tesla #Model S #Model X #Optimus #フリーモント工場 #人型ロボット #量産
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.