Sensor Towerが1月29日に公表したデータによると、Nexon子会社Embark Studioが開発した「ARC Raiders」は、PCと家庭用ゲーム機を合わせた累計販売本数が1400万本を突破した。2025年10月30日の発売以降、直近3カ月の世界アクションゲーム販売でも首位となった。
プラットフォーム別の販売本数は、Steamが約750万本、PlayStationが約360万本、Xboxが約350万本。新作アクションゲームの競争が激しい中でも、市場拡大の追い風に頼るのではなく、作品自体の競争力で販売を伸ばしたと評価されている。
利用動向でも堅調さが目立った。同期間のアクションゲームにおける日次アクティブユーザー数(DAU)では2位に入り、安定したプレイヤー基盤を確保した。
地域別では欧米市場での強さが際立った。Steamの販売構成比は欧州が43%、北米が34%。PlayStationでは北米が69%、欧州が22%を占め、欧米ユーザーの嗜好との親和性の高さを示した。
「ARC Raiders」は、機械軍団と戦うSF世界を舞台にしたPvPvEシューティングゲーム。PvEを軸に据えながら、状況に応じてPvP要素を組み込むことで、間口を広げつつ緊張感も維持した点がヒット要因とされる。
マーケティング面でも成果が出た。Sensor Towerによると、「ARC Raiders」の広告に接触したユーザーは、一般ユーザーに比べてPCおよび家庭用ゲーム機のゲーマーである可能性が3倍以上高かった。北米と欧州を中心に精度の高いターゲティング広告を展開し、潜在需要の取り込みにつなげたと分析している。