AI向けデータラベリングを手掛けるスタートアップのHandshakeが、データ品質改善ソフトを開発するCleanlabを買収した。TechCrunchが1月28日(現地時間)に報じた。今回の買収は、技術獲得に加えて人材確保の意味合いが強いとみられる。
Handshakeは今回の買収により、MIT出身のCleanlab共同創業者カーティス・ノースカット氏、ジョナス・ミュラー氏、アニッシュ・アタリ氏らを含む中核人材9人を研究組織に加えた。
Cleanlabはこれまでに、Menlo Ventures、TQ Ventures、Bain Capital Ventures、Databricks Venturesなどから計3000万ドルを調達しており、従業員数が30人を超えた時期もあった。TechCrunchによると、追加レビューを介さずに誤ったデータを自動検出するアルゴリズムの開発に強みを持つという。
Handshakeの最高戦略・イノベーション責任者サヒル・バイワラ氏は、「Cleanlabのチームは長年にわたりデータ品質の課題を研究してきた。今回の買収を通じて、AI向けデータの精度をさらに高める」とコメントした。
Cleanlabはこれまで、他のAIデータラベリング企業からも買収提案を受けていたが、最終的にHandshakeを選んだ。医師、弁護士、科学者などの専門人材をデータラベリングに活用するプラットフォームを運営している点を評価したという。
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