画像=「Maple Raising」公式サイトより

Nexonは1月28日、放置型RPG「Maple Raising」で発生した確率関連の不具合や修正未告知の問題を受け、サービス開始以降の全課金を返金すると発表した。運営上の不備を理由に全面返金に踏み切るのは、Nexon創業以来初めてとなる。

同社は公式サイトで、「ゲームプレイに重大な影響を及ぼす不具合を確認しながら、ユーザーへの告知なく修正していた重大な過ちがあった」と説明。そのうえで、「責任を重く受け止め、希望するすべてのユーザーに全額返金することを決定した」と公表した。

返金の対象は、昨年11月6日のサービス開始から1月28日の告知時点までに購入・決済されたすべての有料商品だ。不具合が問題となったアビリティや攻撃速度関連の商品に限らず、ゲーム内の全有料商品を含む。

今回の決定の背景には、不具合対応を巡る信頼低下に加え、外部からの問題提起もあったとみられる。Nexonは、アビリティオプションの最大値が出現しない不具合を把握しながら、告知せず修正していた事実を認めており、いわゆる「ステルス修正」として批判を集めていた。

これに加え、攻撃速度が反映されない不具合や、「高速狩りチケット」の確率を明示していなかった問題も重なり、ユーザーの信頼は大きく損なわれた。

特に1月27日には、韓国ゲーム利用者協会がゲームユーザー1507人の委任を受け、Nexon Koreaを電子商取引法違反の疑いで公正取引委員会に申告した。協会は、Nexonが欺瞞的な手法で消費者を誘引し、商品の問題を隠して申し込み撤回を妨げたと主張しており、これが全面返金の判断を後押しした可能性がある。

Nexonは、具体的な返金申請の方法や受付期間について、「準備が整い次第、速やかに案内する」としている。返金完了後は既存のサービス利用ポリシーに基づきゲーム利用を制限し、告知時点以降の決済分は返金対象外とする。

なお、すでに案内していた個別補償は、返金とは別に実施される。不具合発生期間中に使用した「名誉の勲章」の100%返還や、有償購入アイテムの200%補償などが対象で、同社は予定通り履行するとしている。

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