写真=SK hynix

SK hynixは1月28日、取得済みの自己株式1530万株を2月9日に消却すると発表した。消却規模は12兆2400億ウォンに上る。2025年は営業利益が前年比101.2%増の47兆2063億ウォンとなり、過去最高を更新しており、好調な業績を背景に株主還元を強化する。

韓国・金融監督院の電子公示システムによると、同社は1月28日の取締役会で、保有していた普通株1530万株の消却を決議した。前日終値の80万ウォンで換算した消却額は12兆2400億ウォン。発行済み株式総数7億2800万2365株の約2.1%に相当する。

消却後の発行済み株式総数は7億1270万2365株に減少する。株式数の減少により、既存株主の1株当たり利益(EPS)や1株当たり価値の向上が見込まれる。同社は、配当可能利益を財源とすることで、資本金を減らさずに株主価値の最大化を図るとしている。

今回の自己株式消却の背景には、2025年の大幅な業績拡大がある。同日公表した業績関連の開示資料によると、2025年の連結売上高は97兆1467億ウォンで、前年の66兆1930億ウォンから46.8%増加した。営業利益は47兆2063億ウォンと、前年の23兆4673億ウォンから101.2%増となった。

当期純利益は42兆9479億ウォンで、前年の19兆7969億ウォンから116.9%増加した。同社は増益要因として、メモリー需要の拡大に伴う売上高と利益の増加を挙げた。総資産は176兆1077億ウォンと前年の119兆8552億ウォンから47%増え、自己資本は120兆6667億ウォンで63%増となった。

また、米国株式市場への上場を含む企業価値向上策を継続的に検討していることも明らかになった。同社は同日の照会に対する開示回答で、「米国株式市場への上場など、企業価値向上に向けたさまざまな施策を継続的に検討しているが、現時点で確定した事項はない」と説明した。具体的な内容が固まり次第、または6カ月以内に改めて開示する予定としている。なお、SK hynixは1月29日に確定業績を発表する予定だ。

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