Gravityは1月28日、「Ragnarok」IPを軸に新規IPの開拓とパブリッシング体制の強化を進める方針を発表した。エンターテインメント事業も広げ、中長期的な成長ドライバーの育成を目指す。
同社は中長期ビジョンとして掲げる「Ragnarok Hub」構想と並行して、新規事業の拡大を加速する。まず、自社開発タイトルを増やし、ポートフォリオの多様化を進める。
社内スタジオが手がけた「SCOPE HERO」は、2025年9月に日本で投入した後、App Storeの人気ランキングで上位に入った。ダークファンタジーMMORPGの新作「REQUIEM M」は、2025年12月に韓国でクローズドβテスト(CBT)を終えた。
PC・コンソール向けタイトルのパブリッシングも拡充する。Gravityは2025年12月、ボードゲーム「人生ゲーム for Nintendo Switch」をアジア地域で発売した。1月22日には、3Dプラットフォーマー「深淵の小さな存在たち」をグローバルで発売した。今後は「WISEMANS WORLD RETRY」「LIGHT ODYSSEY」「GALVATEIN:冒険者ギルド事務所」など、幅広いジャンルの作品を年内に投入する計画だ。
エンタメ事業も拡大する。Library Companyと協力し、「Ragnarok」IPを活用したミュージカルを制作し、米国と英国での展開を検討する。オーケストラコンサートや公演関連MDの制作も進める。
アニメとVTuber事業にも取り組んでいる。スピンオフアニメ「Ragnarok Monsters」はVOD・OTTプラットフォームで配信中だ。公式VTuber「PRING COTTON」は、ライブ配信やゲームイベントへの参加を通じてファン層を広げている。
Gravityの関係者は「2026年は『Ragnarok Hub』構想の推進に加え、新規IPの開拓やプラットフォーム拡大、エンタメ事業の強化に注力し、事業競争力をさらに高める」とコメントした。「本社と各支社が発掘した新たな魅力を持つゲームを数多く披露する予定だ」としている。