写真=Apple

Appleは1月28日、慢性的な高血圧の兆候を検知して通知するApple Watchの「高血圧通知」機能を韓国で提供開始したと発表した。対象ユーザーは、ヘルスケアアプリで機能を設定すると利用できる。

同機能では、アルゴリズムがバックグラウンドで30日分のデータを解析し、慢性的な高血圧の兆候が確認されるとユーザーに通知を送る。Apple Watchは、光電式容積脈波記録(PPG)を用いて、心拍に伴う血管の変化に関するデータを取得する。

Appleによると、この機能は2000人超を対象とした臨床研究で性能を検証した。アルゴリズムの開発には、10万人超の研究参加者のデータを活用したという。同機能について、米食品医薬品局(FDA)の承認も取得した。

アルゴリズムは、覚醒時に約2時間ごとに60秒間のPPG信号を収集する。データの処理は、ユーザーが静かに座っている状態に限って行う。通知を受けたユーザーには、市販の血圧計で7日間血圧を記録し、その結果を医療従事者と共有するよう勧めている。

一方で、この機能は血圧を直接測定するものではなく、血圧値そのものは表示しない。利用対象にも条件があり、22歳未満のユーザー、高血圧と診断されたことがある人、妊娠中の人は利用できない。対応機種はApple Watch Series 9以降とApple Watch Ultra 2以降で、Apple Watch SEは対象外となる。

Appleは、「Apple Watchを30日間装着するだけで、高血圧の可能性を把握できる」と説明。「何年も見過ごされかねない高血圧の兆候を、手首で直接検知できる」としている。

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