LG Electronicsは1月28日、モジュール住宅「LG Smart Cottage」を活用した常設の宿泊施設を、全羅北道金堤市で開設したと発表した。地域の若手起業家グループ「Ohu Cooperative」と連携し、複合文化空間「Juksan Morak」をオープンした。レジャー・観光分野での法人需要開拓につなげる。
「LG Smart Cottage」をポップアップ型のショールームにとどめず、常設の宿泊施設として運用するのが特徴だ。来訪者は実際に宿泊しながら、周辺商圏と連動した観光を体験できる。
同社は、2030年に4兆4000億ウォン規模に達すると見込まれる韓国のモジュール建築市場の拡大を背景に、顧客の体験機会の拡大を図る。ファインステイやキャンプ、グランピングを計画する法人事業者の需要を取り込む狙いもある。
ファインステイは、独立した建物に上質なインテリアや造園を備えたプレミアム宿泊施設のような形態を指す。
Juksan Morakには、平屋モデル「Mono」2棟と、メゾネット型モデル「Duo」2棟を設置した。Monoはワンフロアにリビング、寝室、キッチン、バスルームを備える。
Duoは1階にリビング、キッチン、バスルームなどの生活空間を配置し、2階に寝室を設けた。両モデルとも、冷蔵庫、ビルトインIH、光波オーブン、食器洗い機、WashTower、StanbyMEなどのAI家電を搭載している。
同社は、モジュール住宅は工期が短く、早期の事業立ち上げを求める法人顧客に適しているとみている。ThinQアプリを通じて家電やIoT機器、空調設備を制御でき、建物の管理効率も高められるという。
エネルギー効率の高さによって、管理コストの抑制も見込めるとしている。Juksan Morakに設置した「Mono Plus 26」は、エネルギー自立率120%以上を達成した。
同モデルは、韓国のプレハブ建築物で初めて、韓国エネルギー公団のゼロエネルギー建築物認証で最高等級の「ZEB Plus」を取得した。
LG ElectronicsでSmart Cottage Company代表を務めるチョ・ヨヌ氏は、「LG Smart Cottageは、自宅のようにくつろげるモジュール住宅を求める顧客はもちろん、レジャー・観光事業を準備する法人事業者にとっても有力な選択肢になる」とコメントした。