写真=FuriosaAI

FuriosaAIは1月28日、第2世代AIチップ「RNGD(レネゲード)」の量産を開始したと発表した。TSMCで生産したRNGDチップ4000個を受領しており、今週からカード製品として出荷する。年内には2万個の生産を目指し、法人向け市場の開拓を進める。

RNGDは2025年下半期、米スタンフォード大学で開催された学術イベント「Hot Chips 2024」で公開された。HBMを搭載するAI半導体として、量産段階に入った事例となる。

TSMCで生産したチップは、ASUSでカード化したうえで出荷する。RNGDのPCIeカードは消費電力を180Wに抑え、既存サーバーにそのまま搭載できる設計とした。

「NXT RNGDサーバ」は、RNGDカード8枚を搭載する4Uラックマウント型。システム全体の消費電力は3kWで、標準ラックには最大5台まで搭載できる。ラック当たり最大20PFLOPS(INT8)のAI推論性能を提供するという。

FuriosaAIによると、国内大手企業グループ傘下の1社が今月初めにRNGDを発注した。2025年下半期には、LGのEXAONE向け採用も決まったとしている。

また、OpenAIやGPT-OSSモデルの公開デモも実施した。TSMC、SK hynixなどと連携し、量産体制を構築したとしている。

RNGDは、AI推論に最適化したTCPアーキテクチャを採用する。標準環境ではGPU比で2.5倍のラック当たり演算密度を実現し、同じ設置スペースと電力条件で、より多くのAI推論処理を実行できるとしている。

FuriosaAIのペク・ジュノ代表は「RNGDの量産は、グローバルAI3強・半導体2強への飛躍に向けた前進だ。勢いをさらに高め、グローバル市場での売上拡大につなげたい」とコメントした。

キーワード

#FuriosaAI #RNGD #TSMC #ASUS #HBM #AI半導体 #AI推論 #PCIe
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.