LG Displayは1月28日、2025年10〜12月期(第4四半期)の営業利益が1685億ウォン(約185億円)だったと発表した。前年同期比では103%増となった。売上高は7兆2008億ウォン(約7921億円)で、前年同期比8%減、前四半期比4%増だった。通期では4年ぶりに営業黒字を確保した。
第4四半期の営業利益は前四半期比では61%減少した。EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は1兆1620億ウォン(約1278億円)で、前四半期比18%減、前年同期比11%減だった。
2025年通期の売上高は25兆8101億ウォン(約2兆8391億円)、営業利益は5170億ウォン(約569億円)だった。2024年は5606億ウォンの営業損失だったが、2025年は黒字に転換し、損益は1兆ウォン超改善した。
同社は、2024年に損失規模を前年から約2兆ウォン縮小したのに続き、2025年もさらに約1兆ウォン改善したとしている。業績改善の要因として、OLED中心の事業構造への転換、原価構造の改革、運営の効率化を挙げた。
売上高に占めるOLED製品の比率は61%と過去最高を更新した。OLEDの売上構成比は2020年の32%から、2022年に40%、2024年に55%へと上昇。2025年は大型LCD事業の終了を受け、OLEDシフトが一段と進んだとしている。
通期のEBITDAは4兆8711億ウォン(約5358億円)で、EBITDAマージンは19%だった。製品別の売上構成比は、TV向けパネルが19%、IT向けパネルが37%、モバイル向けパネルおよびその他製品が36%、車載向けパネルが8%だった。
2026年は、AIシフトを軸に技術力とコスト競争力の強化を進め、安定した収益構造の構築を目指す。中小型事業では、強化してきた技術力と生産能力を効率的に活用し、新たな需要に対応する。IT事業では、低収益製品の縮小を進める一方、原価構造改革を継続し、差別化製品でプレミアム市場を狙う。
大型事業では、TV向けとゲーミング向けのOLEDパネルのラインアップを拡充し、プレミアム市場での地位強化を図る。Primary RGB Tandem 2.0を適用した新型OLED TVパネルに加え、リフレッシュレート720Hzの27型ゲーミングOLEDパネルを投入する。車載事業では、差別化した製品・技術ポートフォリオを武器に競争優位の維持を目指す。
キム・ソンヒョンCFOは「2025年は外部環境の不確実性が続いたが、事業構造の高度化と運営効率化に注力し、通期で黒字転換を達成した」とコメントした。そのうえで「今年も技術中心の企業体質への転換を進め、持続可能な収益基盤を構築し、成果をさらに広げたい」と述べた。