ステーブルコインのイメージ。写真=Reve AI

Standard Charteredは、ステーブルコインの普及が米国および世界の銀行預金にとって実質的な脅威になり得るとの分析をまとめた。Cointelegraphが27日(現地時間)、同行の報告書を引用して報じた。

報告書では、CLARITY法案の審議遅延を踏まえ、ステーブルコインが銀行預金に及ぼす影響を改めて試算した。その結果、米国の銀行預金は将来的に、ステーブルコイン市場の3分の1に相当する規模まで減少する可能性があると指摘した。

Standard Charteredは、ステーブルコインの拡大が銀行の純利ざや(NIM)に直接影響すると分析する。NIMは銀行の収益力を測る主要指標であり、ステーブルコインの普及が預金流出を加速させる可能性があるとしている。

なかでも影響が大きいのは米国の地域銀行だとみており、Huntington Bancshares、M&T Bank、Truist Financial、CFG Bankを、相対的に脆弱性の高い銀行として挙げた。

また、同行はCLARITY法案について、2026年1〜3月期中の可決を見込む一方、ステーブルコインに加えて、実物資産のトークン化も銀行預金に対する新たな脅威になり得ると警告した。

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