KTは27日、企業向けセミナー「KT Core Insight」を開催し、AXを支える通信・ネットワーク基盤の刷新戦略を紹介した。
同セミナーは、企業のAX推進に必要な中核インフラの転換方向を共有する場だ。KTは2024年から、主要企業の実務担当者を対象に、AIやクラウドを軸としたAX戦略を幅広く提案してきた。
2026年最初の開催となった今回は、AX推進の基本的な考え方と基盤インフラの重要性を伝えることに重点を置いた。KTは2026年のネットワーク技術トレンドを紹介するとともに、今後のビジネスを支える次世代通信網の方向性を示した。
あわせて、効率的なデジタルトランスフォーメーションに必要なインフラ事例として、顧客コミュニケーションを高度化するソリューション、業務環境の変化に対応した企業データプラットフォームの進化、企業向け5GとIoTを活用した産業安全対策向けソリューションなどを取り上げた。
今回は製造業からの参加者が多かったことから、安全分野のAX施策も重点テーマとした。KTが紹介した企業向け5GとIoTを組み合わせた産業安全ソリューションの適用事例は、現場作業者の安全確保をリアルタイムで支援する手段として関心を集めた。
このほか、AIエージェントが既存業務をどう変えるかを示すAX事例も提示した。AIエージェントの導入による業務プロセスの変化や実運用事例を通じ、現場で活用できる実践的な知見の共有に力を入れた。
KTのキム・ウォンテ企業部門・戦略顧客事業本部長(専務)は「2026年最初のセミナーで提示したKTのインフラ転換戦略が、顧客企業の将来の競争力確保と、成功するAXの実現を支える原動力になることを期待している」と述べた。