会社資金約37億ウォンの私的流用で起訴されたホン・ウォンシク南陽乳業元会長一家を巡り、検察が追加の資金流用疑惑についても捜査を進めていることが分かった。
業界関係者によると、ソウル中央地検公正取引調査部(ナ・ヒソク部長検事)は27日までに、元会長の妻で元顧問のイ・ウンギョン氏と息子2人について、特定経済犯罪加重処罰法上の背任容疑に関し、既に起訴された事案以外にも会社資金の私的流用がなかったか調べている。
検察は最近、イ氏らが起訴対象となった約37億ウォンとは別に、会社資金を私的に使った可能性を示す状況を把握したとされる。社内の決裁記録や承認資料などを精査し、資金執行の全体像を確認しているもようだ。
イ氏ら3人は、2013年から2024年にかけて法人カードを使い、会社資金約37億ウォンを私的に支出したとして、2025年1月に起訴された。
イ氏ら一家3人に対する一審判決は29日、ソウル中央地裁で言い渡される予定。同日には、約201億ウォン規模の背任・横領の罪に問われているホン元会長の一審判決も言い渡される。
検察は先月19日、ホン元会長に対し、懲役10年と追徴金43億ウォンを求刑した。法人所有の別荘や車両を私的に使用したほか、中間業者を介した取引で会社に損害を与えた疑いがあるとしている。
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