Adobeは1月27日、生成AIプラットフォーム「Firefly Foundry」の拡充に向け、人材マネジメント会社や映画・VFX制作会社、映画監督との新たな提携を発表した。企業やIP保有者が、自社のブランドやフランチャイズに最適化したAIモデルを構築できる体制を強化する。
Firefly Foundryは、企業がAdobeのエンジニアと直接連携し、独自IPに特化した高精度なモデルを開発できるよう支援するプラットフォームだ。Adobeによると、ソーシャル向けコンテンツの制作、没入型体験の開発、アイデア創出、映像のポストプロダクションなど、制作工程全体で活用できるという。
同社はあわせて、クリエイターの権利と知的財産の保護を重視し、責任ある形で開発を進めてきたと強調した。基盤となるAIは、商用利用に耐える安全性を重視しているとした。
今回の提携先には、人材マネジメント会社としてCreative Artists Agency(CAA)、United Talent Agency(UTA)、William Morris Endeavor(WME)が含まれる。映画スタジオではB5 Studios、Promise Advanced Imagination、デザイン・VFX分野ではCantina Creativeが参加する。
映画監督では、「ワイルド・スピード」「スーサイド・スクワッド」を手掛けたデビッド・エアー氏、「ブラックアダム」「ジャングル・クルーズ」のジャウム・コレット=セラ氏らと連携する。
Adobeは、Firefly Foundryを通じてAdobe FireflyのAIモデルを企業やIP保有者の独自コンテンツに合わせて最適化すると説明する。ブランドやフランチャイズの世界観を踏まえた上で、画像、映像、音声、3D、ベクター形式の高品質な生成コンテンツを制作できるようにする考えだ。