OpenAIが近く、新モデル「GPT-5.4」を公開する見通しだ。米The Informationが3月4日、事情に詳しい関係者の話として報じた。
報道によると、GPT-5.4のコンテキストウィンドウは100万トークン規模に拡大する。現行のGPT-5.2は40万トークン規模で、約2.5倍に広がる計算になる。
100万トークン対応は、GoogleやAnthropicの大規模言語モデル(LLM)と同等の水準となる。OpenAIもGPT-4.1では100万トークンに対応していたが、GPT-5.2では採用していなかった。
コンテキストウィンドウは、LLMが一度に処理できる入出力テキストの範囲を指す。この枠が大きいほど、利用者はより長い文書や長時間の対話をまとめて扱いやすくなる。
The Informationによれば、GPT-5.4は数時間に及ぶタスクでも性能が改善するという。利用者が求める詳細な指示や複数段階の作業手順、実行上の制約条件をより長く保持できるようになることを意味する。
同メディアは、こうした改良がOpenAIのコーディング支援AI「Codex」のような用途で有効になり得るとも伝えている。
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