画像=Amazon Web Services

Amazon Web Services(AWS)は4日(現地時間)、仮想プライベートサーバー(VPS)サービス「Amazon Lightsail」で、オープンソースのAIエージェントツール「OpenClaw」のサポートを開始したと発表した。コンソールからブループリントを選ぶだけで導入できるようにし、これまで複雑だった構築手順の簡素化を図る。

OpenClawは、個人が自前の環境でAIエージェントを運用できるオープンソースプラットフォームだ。

ブラウザ上でAIエージェントを実行し、WhatsApp、Discord、Telegramなどのメッセージングアプリと連携して、メール管理やWeb検索、ファイル整理などをこなす。単なる質問応答にとどまらず、実際の作業を自律的に処理するエージェント型のツールとして位置付けられている。

これまでもAmazon EC2インスタンス上でOpenClawを動かす事例はあったが、導入手順が複雑なうえ、セキュリティ設定の負担も大きく、一般ユーザーには扱いづらかった。AWSは、今回のLightsail対応によってこうした導入ハードルを下げるとしている。

AWSによると、利用者はLightsailコンソールでインスタンスを作成する際、OpenClawのブループリントを選択すればよい。推奨構成はメモリ4GBのプラン。インスタンス作成後にSSHターミナル上でブラウザとのペアリングを完了すれば、追加設定なしでAIアシスタントを利用できるという。

標準のモデル基盤にはAmazon Bedrockが設定されている。スクリプトを一度実行すれば、Bedrock APIへのアクセス権限を有効化できる。Anthropic ClaudeやCohereなどのサードパーティーモデルも、AWS Marketplaceで追加費用を支払うことで利用できる。

料金は、選択したインスタンスプランに応じて時間単位のオンデマンド課金が発生する。AIの応答処理には、別途Amazon Bedrockのトークンベース課金が適用される。

セキュリティ面では、AWSはOpenClawのゲートウェイを外部インターネットに公開しないよう推奨している。ゲートウェイ認証トークンは定期的に更新し、設定ファイルに直接書き込まないよう求めている。

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