Shiba Inuの先行きはなお不透明だ。写真=Shutterstock

ミームコインのShiba Inu(SHIB)は下落基調が続いている。足元の価格低迷を受けて、一部投資家の間では押し目買いの好機とみる見方も出ているが、0.0001ドル到達には大幅な上昇と時価総額の拡大が欠かせない。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicによると、Shiba Inuは中東情勢を巡る地政学リスクの高まりを背景に、3日に0.000006ドルを下回った。足元では0.00000539ドル前後で推移している。

市場の見方は分かれている。追加下落を警戒する声がある一方で、長期的には0.0001ドルを視野に入れ、現在の水準を押し目買いの機会とみる投資家もいる。

1月にShiba Inuが0.00001ドルで取引されていた時点では、1万ドルで購入できるのは約10億SHIBだった。これに対し、現在の0.00000539ドルでは、同額で約18億5528万SHIBを取得できる計算で、購入数量はほぼ2倍になる。

仮にShiba Inuが0.0001ドルに到達した場合、18億5528万SHIBの評価額は約18万5528ドルとなる。単純計算では、値上がり益は約17万5000ドル超に達する。

もっとも、この水準に届くには現値から約1755%の上昇が必要だ。時価総額も現在の約31億ドルから、580億ドル超へ拡大しなければならない。

0.0001ドルは、2024〜2025年の上昇局面でコミュニティ内で広く意識された目標価格でもある。一部アナリストは2025年末までの到達を予想していたが、暗号資産市場全体の弱含みを受けて期待は後退した。

暗号資産の予測プラットフォームTelegaonは、Shiba Inuが2030年までに0.0001ドルに達し、同年中に0.000124ドルまで上昇する可能性があるとの見方を示している。主な材料として大規模なトークンバーンを挙げ、供給量の減少が価格を押し上げるとみている。

一方で、直近24時間のバーン量は1556枚にとどまり、589兆枚超の総供給量に比べると影響は限定的だ。コミュニティ活動の鈍化やプロジェクト進行の遅れといったエコシステム面のリスクも残る。

足元の急落を押し目買いと捉える向きはあるものの、0.0001ドルの実現には大規模な資金流入に加え、市場環境の改善が不可欠だ。高いボラティリティを踏まえ、慎重な判断が求められる。

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