写真=Turing

Turingは3月4日、政府主導の独自AI基盤モデル事業「独波模」の参加企業向けに、高品質な数学データを提供していると発表した。

同社は、数学サービス「Math King」「GPAI」の運営を通じて蓄積した問題の中から、30万件超をAI学習用データとして選定。小中高校の全範囲を難易度別に整理し、図式やグラフなどを含む設問もそろえることで、マルチモーダルAIの学習にも対応する。

論理的推論の能力が大規模言語モデル(LLM)の中核的な競争力となる中、数学データへの需要は高まっている。一方で、既存のオープンソースデータは誤りや著作権上の問題があり、商用利用には制約があったとしている。Turingは、こうした課題を解消した自社データを基に、「独波模」参加企業を含む主要AI企業と供給契約を結び、複数の更新契約にもつながったと説明した。

提供形態はレンタル方式と購入方式の2通り。顧客企業の用途に応じて、難易度構成や画像の有無などをカスタマイズできる。データの構造化や前処理、JSONやLaTeXへのフォーマット変換まで対応し、英語版の提供も可能だ。

Turingのチェ・ミンギュ代表は、「AIの推論能力強化に向け、数学データを学習と評価にすぐ活用できる形で提供している。企業ごとの目的やフォーマットに合わせ、柔軟かつ迅速に供給していく」とコメントした。

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