米防衛スタートアップのAndurilが、評価額600億ドルで新たな資金調達ラウンドを進めている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが3日(現地時間)に報じた。
今回のラウンドはThrive CapitalとAndreessen Horowitzが主導する見通し。Lux CapitalとFounders Fundも参加するとみられている。
Andurilは2025年6月、シリーズGラウンドで30億ドルを調達し、評価額は300億ドルだった。ブルームバーグ通信はその後、同社の評価額が約1年で倍増し、調達額が最大80億ドルに達する可能性があると報じている。
今回の資金調達は、米政府が防衛スタートアップに対する規制を強める動きの中で進んでいる点でも注目される。最近では、AI企業Anthropicと米国防総省の契約を巡る対立が表面化し、国防長官ピート・ヘグセスはAnthropicをサプライチェーンリスク企業に指定した。
こうした状況の中、Anduril創業者のパーマー・ラッキー氏は政府の立場を支持。「不完全な立憲共和制であっても、億万長者や企業が権力を握るよりましだ」との考えを示した。
Andurilは防衛技術の開発に加え、AIを軸とした防衛ソリューションの拡大も進めている。パーマー・ラッキー氏は自身のブログで、自律兵器システムとAIを活用した軍事技術の開発を今後加速する方針を明らかにしている。
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