Webzenは3日、Hound13が主張している新作ゲーム「Dragon Sword」のパブリッシング契約解除について、「一方的な解除通告であり無効」とする公式見解を発表した。法的な要件を満たしていないうえ、契約上および定款上の手続きにも不備があると指摘している。
Webzenによると、両社は当初、「Dragon Sword」の安定的なサービス運営に向けた対応策を協議しており、追加投資も検討対象に含まれていた。そうした中でHound13側が、事前の是正要求もなく、即時の契約解除を突然通告したという。
これに対しWebzenは、Hound13による解除通告は有効ではないと主張した。同社が有する不安の抗弁権(民法第536条第2項)など契約上の権利を踏まえると、解除の法的な実体要件を満たしていないとしている。
手続き面でも問題があるとした。両社間のパブリッシング契約で定めた手続き要件に加え、株主との間で締結した契約を解除する際に株主総会決議を要するとするHound13の定款上の手続きも、いずれも満たしていないとの立場を示した。
その一方でWebzenは、利用者の混乱を防ぎ、ゲームサービスへの影響を最小限に抑えるため、2月27日付でミニマムギャランティ(MG)の残額全額をHound13に支払ったと明らかにした。
Webzenは「WebzenとHound13の間のパブリッシング契約は現在も有効だ」としたうえで、「最後まで責任ある姿勢でHound13との協議を続け、ゲームサービスの早期正常化に向けて最善を尽くす」とコメントした。
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