金の現物価格が過去最高値を更新するなか、ブロックチェーン上で流通するトークン化金の市場が拡大している。RWA.xyzによると、トークン化コモディティ市場の規模は約48億8000万ドルに達し、このうちXAUTとPAXGの2銘柄で86%を占めた。
The DefiantがDeFiLlamaのデータを基に報じたところによると、Tether Gold(XAUT)の時価総額は約25億ドル(約3750億円)、Paxos Gold(PAXG)は約19億9000万ドル(約2985億円)となった。両トークンはいずれも金1オンス価格に連動する仕組みで、24時間取引高はXAUTが2億6600万ドル(約399億円)、PAXGが5億3300万ドル(約800億円)だった。
オンチェーンの実物資産データを手掛けるRWA.xyzは、トークン化コモディティ市場が直近30日で22%超拡大したと公表した。月間送金額は70億ドル(約1兆500億円)を上回り、XAUTとPAXGが市場の大半を占めている。
市場では、安全資産需要の高まりが成長を後押ししているとの見方が出ている。金価格は1月26日時点で1オンス当たり4986ドル(約74万7900円)と、前日比1.6%上昇した。一方、ビットコインは同期間に2%反発したものの、年初来では14%下落している。
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