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PayPalは、イスラエル・テルアビブに本社を置くフィンテックスタートアップCymbioを買収する。買収額は非公表で、取引は2026年上期に完了する見通しだ。FinTech Futuresが26日に報じた。

Cymbioは2015年設立。複数のオンラインマーケットプレイス、小売、ソーシャルコマースをまたぐマルチチャネル販売の自動化プラットフォームを手掛ける。EC運営に伴う在庫管理、受注処理、請求、精算などを自動化し、企業の販売チャネル運営を効率化する。

PayPalは2025年10月、生成AIベースのソリューション「Agent Ready」と「Store Sync」にCymbioの技術を統合した。Agent Readyは、店舗の商品データをAIプラットフォーム上で検索可能にし、AI経由の購買・決済に対応する仕組みだ。

現在はMicrosoft CopilotとPerplexityが、Agent Readyをチェックアウト機能に組み込んでいる。PayPalは年内に、OpenAIのChatGPTやGoogleのGeminiアプリ、AIモードにも導入する予定だ。

PayPalで中小企業・金融サービス部門の統括副社長を務めるミシェル・ギル氏は、「Cymbioの技術と人材を取り込むことで、エージェントコマースの機能を強化し、より多くの店舗へ広げられるようになった」と述べた。そのうえで、「AIベースのプラットフォーム上で商品カタログが検索可能になれば、販売事業者の売上拡大につながるだけでなく、消費者の選択肢も広がる」と説明した。

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