LG Innotekは1月26日、2025年10〜12月期の売上高が7兆6098億ウォン、営業利益が3247億ウォンだったと発表した。前年同期比では売上高が14.8%増、営業利益が31%増となり、四半期売上高は過去最高を更新した。
増収増益には、スマートフォン新機種向け部品の出荷拡大が寄与した。高付加価値カメラモジュールに加え、RF-SiP(Radio Frequency-System in Package)など通信用の半導体基板が伸びた。車載向けでは、カメラ、通信、照明モジュールの売上拡大も業績を押し上げた。
2025年通期(1〜12月)の売上高は21兆8966億ウォンで、前年比3.3%増だった。一方、営業利益は6650億ウォンと5.8%減少した。会社側は、年末の成果給など一過性費用を反映したためと説明し、これを除けば収益性を重視した経営の成果が表れているとした。
事業別にみると、光学ソリューション事業の10〜12月期売上高は6兆6462億ウォンで、前年同期比15.2%増だった。スマートフォン新機種の本格量産に伴い、高付加価値カメラモジュールの供給が増加した。北米顧客向けの車載カメラモジュールの供給拡大も寄与した。
パッケージソリューション事業の売上高は4892億ウォンで、前年同期比27.6%増となった。スマートフォン新機種の量産本格化を受け、RF-SiPやFC-CSP(Flip Chip-Chip Scale Package)など半導体基板の供給が増えた。
モビリティソリューション事業の売上高は4743億ウォンで、前年同期並みだった。関連業界の成長鈍化が続くなかでも、車両通信モジュールや照明モジュールなど高付加価値製品は前年同期を上回ったという。
また、2025年には4兆8000億ウォンの新規受注を確保した。年末時点の受注残高は19兆2000億ウォンで、前年同期比11.6%増。初めて19兆ウォン台に乗せた。
同社は今後、全社の経営資源を戦略的に配分し、事業競争力の強化と成長事業の育成を進める方針だ。対象として、ロボット向けセンシング部品や自動運転向けLiDARを挙げた。
キョン・ウンゴクCFO(専務)は「今年は高収益事業ポートフォリオを基盤に、安定的な収益創出体制の強化に注力する」と述べた。半導体基板需要は堅調に推移しているとし、「稼働率はフル稼働水準に達する見通しだ。能力増強策を多角的に検討している」と語った。