韓国の新興株市場KOSDAQが急伸し、26日に1000台を回復した。終値は前日比70.48ポイント(7.09%)高の1064.41と、終値ベースで2000年9月6日(1074.10)以来、約25年5カ月ぶりの高値となった。
この日のKOSDAQ指数は1003.90で始まり、2022年1月6日(1003.01)以来、約4年ぶりに1000台へ乗せた。その後も上げ幅を広げ、一時1064.44まで上昇した。
相場を支えたのは、政府のKOSDAQ活性化策への期待だ。これに加え、バイオ株と二次電池株の上昇が追い風となった。
22日には、KOSPI 5000特別委員会がイ・ジェミョン大統領との昼食会で、デジタル資産を活用してKOSDAQ3000の達成を目指す案を提起したと報じられた。これを受けてKOSDAQ指数は2.4%上昇し、990台まで一気に値を上げた。26日もこうした政策期待が相場を支えた。
このほか、ベンチャー企業への資金供給や先端産業投資を後押しする「国民成長ファンド」なども、KOSDAQ上場企業への恩恵期待を高めている。
KOSDAQ指数は今月に入ってから26日までで15%上昇し、前月の上昇率1.4%を大きく上回った。
売買の主役は機関投資家だった。今月に入ってから26日までのKOSDAQ市場では、機関投資家が2兆7330億ウォン(約3006億円)を買い越した。海外投資家も550億ウォン(約61億円)の買い越しだった。一方、個人投資家は2兆340億ウォン(約2237億円)の売り越しとなった。
とりわけ26日の機関投資家の買越額は2兆6000億ウォン(約2860億円)に達し、過去最大を記録した。これに対し、個人投資家の売越額も2兆980億ウォン(約2308億円)と過去最大だった。個人は相場急騰を利益確定の機会とみて売りを膨らませた格好だ。
機関投資家の買いは二次電池株とバイオ株に集中した。買越額が最も大きかったのはEcoProの1700億ウォン(約187億円)。続いてEcoPro BMが1690億ウォン(約186億円)、ABL Bioが1670億ウォン(約184億円)、Alteogenが1530億ウォン(約168億円)だった。
証券業界では、政府のKOSDAQ活性化策が具体化すれば、相場上昇に一段と弾みがつくとの見方が出ている。
Hana Securitiesのキム・ドゥオン研究員は「グローバル金利の方向性を左右するイベントを控える中、KOSDAQ活性化策が改めて注目されている」とした上で、「金利感応度の高いKOSDAQに注目すべきだ」と述べた。