NH NongHyup Bankは1月26日、自社開発のM&Aファイナンス信用評価モデルを導入すると発表した。産業再編や企業の構造調整の局面で、成長余地のある企業への資金供給を円滑にし、生産的金融の支援を強化する。
新モデルの柱は、被買収企業の将来のキャッシュ創出力と事業成長性を中心に精査する点にある。担保や過去実績に偏りがちだった従来の評価手法を見直し、成長性や革新性の高い企業への資本供給につなげる考えだ。
同モデルは、NH NongHyup Financial Groupの系列各社が共通利用する「グループ標準モデル」として設計した。銀行や証券などグループ各社がM&Aファイナンス案件を共同主幹する際に同一の評価基準を適用でき、審査や意思決定の迅速化・効率化を見込む。
ヤン・ジェヨン副頭取(リスク管理部門)は「今回の自社開発モデルは、単なるリスク管理にとどまらず、企業再編や産業再編の現場に必要な資金を効果的に行き渡らせるためのものだ」と述べた。その上で「今後も精緻な信用評価を基盤に経済の活力向上に寄与し、生産的金融の支援を主導していく」と語った。
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