「LG MAGNIT」新モデルの設置イメージ。写真=LG Electronics

LG Electronicsは1月25日、マイクロLEDサイネージ「LG MAGNIT」の新モデル「LMPB」を発表した。2月3日にスペイン・バルセロナで開幕する欧州最大級の商業用ディスプレイ展示会「ISE 2026」で公開する。前面からの段差調整機構やLTD機能、キャビネットとコントローラーを最大10km離して設置できる長距離接続対応を打ち出し、設置から保守までの利便性を高めた。

LG MAGNITは、「magnificent(感銘深い)」と輝度の単位「nit」を組み合わせた名称。展示施設や大型ホール、高級店舗、放送局、管制室などでの利用を想定している。

新モデルには「LTD(Line to Dot)」機能を搭載した。商業用LEDディスプレイでは、外部要因によって一部の光源が正常に動作しない場合がある。LTD機能は表示制御をライン単位ではなくドット単位で行うことで、微小な光源1つの不具合による影響を抑え、視聴時の違和感を低減するという。

施工性も改善した。筐体を薄型化したほか、キャビネット間の段差を容易に調整できる技術を採用した。大型サイネージは複数のLEDキャビネットを連結して構成するため、画面全体をフラットに仕上げることが重要となる。従来は背面で作業した後に前面で確認する必要があったが、新モデルでは特許技術により前面から微調整でき、設置時間の短縮につながるとしている。

キャビネットとコントローラーは最大10km離して設置でき、光ファイバーケーブルによる長距離接続に対応する。コントローラーをキャビネットの近くに置かず、管制センターなど別空間で運用できる点も特徴だ。

このほか、前面ブラックコーティング技術により深い黒の表現で高コントラスト化を図ったほか、LED素子の色精度も高めた。湿気やほこり、外部からの衝撃による影響も抑え、耐久性を向上させたとしている。

LG Electronics MS事業本部ID事業部長のミン・ドンソン氏は、「没入感のある視聴体験を提供する超大型・超高精細技術と、設置・運用の利便性を武器に、商業用ディスプレイ市場でのリーダーシップを強化する」とコメントした。

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