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ホテル向けソフトウェアを提供するMewsが、シリーズDラウンドで3億ドル(約450億円)を調達し、企業価値は25億ドル(約3750億円)と評価された。SiliconANGLEが1月23日(現地時間)に報じた。

今回のラウンドはEQT Growthが主導し、Atomico、HarbourVest Partners、Kinnevik、Battery Ventures、Tiger Globalも参加した。

Mewsは、ホテル事業者が自社サイトに客室予約機能を組み込めるプラットフォームを提供している。宿泊客がオンライン旅行代理店を介さずに直接予約できるようにすることで、手数料負担の軽減につなげる狙いだ。会社によると、2025年の取扱高は190億ドル(約2兆8500億円)だった。

客室予約以外のサービスにも領域を広げている。「Mews Spaces」では、会議室やフィットネススペースの時間貸しに加え、月額会員権の販売にも対応する。Mewsによると、同機能の2025年の売上高は5億3700万ドル(約806億円)だった。

このほか、イベント見積もりの作成、モバイル経由の飲食注文、決済端末の提供などにも対応する。従来のホテルでは、レストラン利用や駐車場料金などを個別に決済するケースが多いが、Mewsはこれらを1つの請求書にまとめ、精算業務を簡素化できるとしている。

調達した資金は、プラットフォームの機能強化に加え、AIと決済機能の高度化に充てる方針だ。Mewsは最近、データ分析スタートアップのDataChatを買収しており、今後はM&Aもテコにグローバル展開を加速する考えだ。

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