写真=スタンフォード大学Webサイトより

AIスタートアップのWorldLabsが、企業価値50億ドルで5億ドルの資金調達を進めていることが分かった。SiliconANGLEが23日(現地時間)、Bloombergの報道を引用して伝えた。

出資者は明らかになっていないが、NVIDIA、AMD、Adobe、Databricksなど既存投資家が参加する可能性が高いという。WorldLabsはスタンフォード大学教授のフェイフェイ・リーが設立した企業で、3D仮想環境生成技術「Marvel」を開発している。

Marvelは2025年11月に公開された。テキスト、画像、動画を基に仮想環境を生成できるほか、簡易な幾何構造を使って3Dオブジェクトを作成できるようにする。用途としては、建築、ロボティクス、ゲームなどが想定されている。

従来の3Dグラフィックスは、ポリゴンメッシュ処理によってレンダリングするのが一般的だ。これに対しMarvelは、3DGSと呼ばれる方式を採用し、数百万の半透明の点を用いて、より精密なグラフィックスを実現するとしている。さらに、比較的低性能なハードウェアでも扱いやすいコライダーメッシュ形式に変換でき、各種シミュレーションへの応用も可能だと説明している。

WorldLabsは最近、Marvel APIも公開した。すでに複数企業が導入しているという。今回の資金調達が実現すれば、ディフュージョンベースの新たなワールドモデルと、ハードウェア要件を抑えた軽量アルゴリズムの開発に注力する見通しだ。

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