Teslaが、北米向けのModel 3とModel YでAutopilotの標準提供を終了し、FSD(Full Self-Driving)のサブスクリプション契約への誘導を強めた。The Vergeが23日(現地時間)に報じた。今後、車線維持支援などの機能を利用するには、月額99ドルのFSD契約が必要になる。
従来は基本機能に含まれていた車線維持支援は標準装備から外れた。一方で、トラフィックアウェアクルーズコントロールは引き続き標準で提供する。Teslaは最近、FSDの販売を従来のパッケージ中心から月額・年額のサブスクリプションモデルへと移し、収益拡大を図っている。
今回の動きは、カリフォルニア州でAutopilot機能の誇大な宣伝が問題視され、30日間の販売停止処分を受けた経緯とも重なる。Teslaは2019年からAutopilotを標準装備とし、FSDを有料オプションとして提供してきた。当時、イーロン・マスク氏は、2020年半ばまでにFSDがドライバーによる常時の道路監視を必要としない水準に達するとの見方を示していた。
ただ、FSDは現在もドライバーの注意を前提としており、ロボタクシーサービスの開始も2025年に入ってからだった。最近は完全自動運転車の試験を拡大しているものの、The Vergeによると、伴走車を付けたテスト段階にとどまっている。
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