米上院農業委員会は、暗号資産の市場構造法案を公表した。DeFi関連条項を盛り込むなど内容の前進はあったものの、民主党の支持は広がっておらず、法案成立の先行きはなお不透明だ。The Blockが22日に報じた。
ジョン・ブーズマン上院農業委員長は、「主要な政策課題ではなお合意に至っていないが、協力を通じて法案は改善された」と述べた。
一方、民主党は、ドナルド・トランプ大統領とその家族が関与した暗号資産事業の問題や、消費者保護への懸念を理由に、反対姿勢を崩していない。
上院で暗号資産法案を通過させるには60票が必要となる。共和党の全議員に加え、少なくとも民主党議員7人の賛成を取り付ける必要があるが、現時点でその見通しは立っていない。
また、上院銀行委員会では、Coinbaseが証券型トークンやDeFiを巡る規制内容を理由に支持を撤回しており、審議の遅れにつながっている。その結果、同委員会での法案審議は数週間先送りされる可能性が高い。
SagaのCEO、レベッカ・リャオ氏は、「上院農業委員会が法案審議を前に進めた点は前向きに評価できるが、民主党はトランプ大統領の利益相反問題の解消を求めるだろう」と述べ、法案成立の可能性に疑問を呈した。
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